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~農旅のない人生はない~

154日目 2022-11-12【日本一周農業旅 香川編】

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農業修行日記

154日目 2022-11-12

今日は8時42分起きでした。
今日は高松のアンドレアスがいる郷屋敷とズボンを取りに澳オリーブへ行きたいと思います。

朝ご飯は塩トントロ玄米丼でした。

寮の『海の宿 ヤマヲ』を出発です。

『マルナカ 新土庄店』で、澳オリーブに持っていくお土産の醤油を購入です。
645円です。
アンドレアスにもこの醤油を味わってもらいたくて購入した感じです。

『土庄港』へ到着です。
しかし、自転車を乗せれるフェリーの切符売り場ではなかったので、別の切符売り場へ移動です。

こっちが正解の切符売り場でした。
10時12分くらいに到着しました。
10時20分発のフェリーがあったので、慌てて切符を購入です。
往復切符を買って2,040円でした。
ここでは現金のみの支払いしかなく、鞄に2千円と数百円持ち合わせていたみたいでギリギリ払えました。
時間とお金をなんとかいい感じに、運よくフェリーに乗れました。

乗船です。

ここのフェリーではペダルにロープをかけて固定するシステムでした。

こういう感じのロープワークでした。
乗組員さんが瞬間で括っていたので、括り方は分かりませんでした。

小豆島から出ます。

フェリーから「かどやのごま油工場」が見えました。

高松港へ向けて進みます。

今回乗ったフェリーは『第一しょうどしま丸』です。

第一しょうどしま丸は令和2年に進水したそうで、結構新しいフェリーのようです。
愛媛県今治の大三島の会社が進水させたようです。
大三島は『ミニキッチンいえろー』で色々情報を教えてもらいました。


大三島はしまなみ海道で行く島で、移住者が多い島です。
今治が移住者が住みたい田舎町ランキングトップの場所で、今治市に移住者が多いのではなく、大三島と伯方島が多いとのことです。
香川県でまさかの愛媛県の大三島の情報を語ることになるとは面白いですね。

『高松港』へ到着です。

四国、高松へ上陸です。
丁度、1ヵ月ぶりの高松です。

僕がこの旅に旅立って丁度1ヵ月で家へ戻るイベントが発生しましたが、今回も丁度1ヵ月で戻るイベントが発生したようです。

第一しょうどしま丸はこんな感じのフェリーでした。
高松港から郷屋敷へ向かいます。

郷屋敷に向かう途中にヤギをこんな使い方があるのかと思い、写真を撮影です。
ヤギの使い方がヤバいなーです。

ヤギからちょっと進んだところでは燻炭が作られてました。
ユンボ・てみ・煙突を使って燻炭づくりということでしょう。
勉強になります!

アンドレアスが修行中の『郷屋敷』に到着です!

郷屋敷は登録有形文化財に指定されている場所です。

郷屋敷の由来の看板です。
興味がある方は読んでください。

郷屋敷です!

郷屋敷です!

紅葉が始まっていていい感じなっている庭です。

素晴らしい日本庭園でした。

忙しい12時台にもかかわらず、女将さんがアンドレアスと面会できるようにしてくださいました。
女将さん、ありがとうございました!
いい写真が撮れたと思います!

アンドレアス、調理場へ戻ります。

Bランチを注文です。
1,430円です。
Aランチの方が安かったですが、折角来たので高い方のBランチを注文しました。
うどんはぶっかけうどんときのこうどんが選べます。
悩んだ末にきのこうどんにしました。
きのこうどんは超美味しかったので、正解だったようです!

茶わん蒸しも超美味しかったです。

アンドレアスの知り合いと店員さんに伝えていたら、女将さんがウーロン茶をサービスして下さっていたみたいです。
座席に着くときに女将さんが「ウーロン茶でいい?」と聞いてきたので、「はい」って言ったら、ウーロン茶が運ばれてきました。
横にいるお客さんのドリンクを見てみると、ウーロン茶はありませんでした。
多分、女将さんのサービスだったと思います。

アンドレアスからのサービスとして珈琲とわらび餅を頂きました。
アンドレアス、ありがとう!
郷屋敷では素晴らしい日本庭園を見れて、美味しいご飯を食べれて、アンドレアスにも会えてと最高な時間を過ごせました!
ということで、郷屋敷をあとにして澳オリーブへ向けて出発です。

1ヵ月ぶりの『澳オリーブ』へ到着です。
メグさんと澳にこの1ヵ月にあったことをお菓子などを頂きながら色々話しました。

澳オリーブに忘れたズボンとメグさんに貰ったタオルです。
メグさん、タオルをありがとうございました!
メグさんは旅日記を愛読して下さっているみたいですが、最近の日記に変化がなく、離脱しそうとのことです。
普通にそうなってしまうと思います。
多分、この日記は滞在している時にそこにいる人たちが見るのが一番面白いのではと思ってます。
あと、この日記を完結まで追える人がいるのかと思ってます。
長期日記になる予定なので超難しいと思います。
僕自身も完結まで行けるのかという点はあります。
とりあえず、惰性になっても日本一周制覇まで書ききれたらと思ってます!

高松市内にある八百屋の『sanukis』です。

澳さんに「農業していたことがあるsanukisの店主に話を聞いたら、農業コンサル的な話の幅が広がるのでは」みたいなアドバイスをして下さったので、sanukisに来てみました。
運良く店主の鹿庭 大智さんがいらっしゃったので、澳さんの名前を出したら話を聞けることになりました。
澳さん、ありがとうございますです。

sanukisで置いている商品は全部買取で揃えているとのことです。
この店舗で仕入れる商品の基準は、有機や無農薬とか農薬ありとかを関係なしに美味しいこと生産者さんの想いが込められて作られているものその生産者さんを応援したいと思ったらだそうです。
その基準をクリアしたら、買取するということでしょう。

今の時代はライバルにネット販売があるので、店舗販売ではネット販売に対抗するためにも、いいものを取り揃えることが大切みたいなことを仰ってました。

いいものを取り揃えればお客さんはここに来て買いに来て下さるし、それは地域の貢献にもなるとのことです。
「いいものだけを取り揃えている店舗がこの地域に増えていけば、この地域にいいものが集まり、そこに人が来て、この地域が活性化する」というシンプルで難しい深い話をして下さいました。

大智さん、どこの誰だか分からない僕に話して頂きありがとうございました!
今までこの農業修行旅では農作物を作る視点しか見えていませんでした。
しかし、今日の澳さんのアドバイスと大智さんの話で農作物を売る視点という新たな視点を発見です。
お二方、ありがとうございますです!
とりあえず、『大が知る日』の名を持つ大智さんに話を聞けてよかったです。
「将来、大智さんに認められるようなものを作れるといいな」と思いました。

お店は営業時間が過ぎていましたが、お店を開けて下さり、塩を探していたので塩を購入です。
864円です。
御塩はまさかの小豆島産でした。


小豆島の『マルナカ 新土庄店』では見かけない塩です。
高松で小豆島産の塩を購入するとは思いませんでした。
御塩は小豆島で作られているので、小豆島にいる間に作られている場所へ行ってみようと思います!

御塩の作り方としてはこんな感じみたいです。
御塩のsanukisでチラシを頂きました。
ありがとうございますです。

高松港から小豆島へ戻ります。
道を間違って、出発時間丁度の17時50分に高松港に着いてしまい、乗り損ないました。

1時間待って18時50分発の便に乗ります。
1時間待っていた時に、sanukisの大智さんの話を文字化出来たので乗り損なってよかったっぽいです。

乗船です。

帰りもペダルに紐をかけるシステムでした。

行きと微妙に違うロープワークでしょうか?
乗組員さんが括る時に凝視してましたが速すぎてわかりませんでした。
残念です。

帰りのフェリーは『第二しょうどしま丸』です。
こちらは進水が平成15年と結構古いフェリーのようです。

第二しょうどしま丸は、からかい上手の高木さん号だったみたいです。

からかい上手の高木のデコレーションが船内にもされてました。

小豆島土庄港へ帰還です。

小豆島、上陸です。

小豆島を上陸した時に日本一周している大学生に遭遇です。
話を聞くと、予算18万で日本一周に挑戦したとのことです。
北海道から来て、沖縄で予算を使い果たしたので、4日後に北海道へ戻るとのことです。
なぜ小豆島ということですが、陸を通らず海経由で帰りたいとのことで小豆島に寄ったみたいです。
色々聞いていると超貧乏旅だったようです。
食パンのみ生活だったり、スポークが飛んでいて自転車屋さんに甘えてタダで直してもらったり、チェーンも伸びきっていて歯飛びながら現在走行中だったりとかなりひどい状況です。
さらに昨日一昨日と130km走ってきたとのことです。
強靭な精神力と無謀な体力で日本一周挑戦中な感じです。
次は神戸へ行くみたいですが、土庄港から近い坂手港でのフェリーではなく遠い福田港から出るフェリーに乗っていくみたいでした。
なかなかです。
小豆島に来たのに小豆島を堪能できなかったとぼやいてらっしゃいました。
沖縄でぼんやり過ごしてお金を使い果たすという感じだったみたいなので仕方ありませんね。
ちなみに赤字になったらしく、カードの次の引き落としまでに通帳にお金を入れておかないとダメなので急いで帰っている途中みたいです。

日本一周中の彼は昼に次郎系のラーメンを奢ってもらってからご飯を食べてないとのことで、土庄港から近いスーパーの『マルヨシ 土庄店』で彼のご飯を購入です。
追加で袋も買ったので、699円です。
僕と彼とは行き先が逆側の道だったので、マルヨシ 土庄店でお別れです。
彼が無事、北海道へ帰れることを祈ります!

『マルヨシ 新土庄店』で明日のおかずを購入です。
193円です。

無事、『海の家 ヤマヲ』へ帰還です!

フェリー含めての移動距離は100kmでした。
何度か道を間違えたからこそ100km達成になりました。
道を間違えていなかったら100kmは確実に行きませんでした。
道を間違えてよかったようです。
そんなこともあるということですね。

晩ご飯は朝ご飯と同じ塩トントロ玄米丼です。
そんな感じで、色々楽しかった今日でした。

昨日からハマった藤井 風の『帰ろう』を聞きながら、この日記を書きました。

ああ 全て与えて帰ろう
ああ 何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ 与えられたもの
ありがとう、って胸をはろう
待ってるからさ、もう帰ろう
幸せ絶えぬ場所、帰ろう
去り際の時に 何が持っていけるの
一つ一つ 荷物 手放そう
憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

あぁ今日からどう生きてこう

藤井 風 – “帰ろう”


明日は雨みたいなので寮でゆっくりしたいと思います。

どこからどこ 香川県土庄町滞在

移動距離 0km

移動時間 0時間

移動総距離 1,713km

使った金額  5,226円

使った合計金額 338,576円

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この記事を書いた人

百姓/映像作家/サイクリスト飯塚 大
百姓を目指す人。名は大。姓は飯塚。よろしくお願いいたします。
ひゃくしょうをめざすひと。なはだい。せいはいいづか。よろしくおねがいいたします。
Aiming for a settler.First name Dai.Last name Iiduka.Best regards,